リドリー・スコット監督とポール・メスカルが『グラディエーターII』に続き、次作でもタッグへ!
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(公開中)のリドリー・スコット監督が、同作で主演を務めたポール・メスカルと再タッグを組み、ピーター・ヘラーの小説「The Dog Stars」を映画化することがわかった。「Deadline」が報じている。 【写真を見る】リドリー・スコット渾身の最新作『グラディエーターII』で主人公に大抜擢されたポール・メスカル 2012年に刊行された「The Dog Stars」は、パンデミックによって世界中が壊滅状態に陥った近未来を舞台に、愛犬と元海兵隊員とともに廃墟と化したコロラドの空軍基地で生活する男を主人公にした物語。ある時セスナ機の無線が謎の通信を傍受したことをきっかけに、彼らはその音がどこからやってきたのか探すため、外の世界へと旅に出ることとなる。 『最後の決闘裁判』(19)でもスコット監督とタッグを組んだ20世紀スタジオが製作を務め、脚色は『レヴェナント 蘇えりし者』(15)や『ツイスターズ』(24)のマーク・L・スミスが担当。報道によれば、現在はメスカルへの主演交渉の真っ最中。メスカルが出演するブロードウェイの「欲望という名の電車」の公演が閉幕する来年の春にも撮影に取り掛かる見込みとのこと。 まもなく87歳の誕生日を迎えるスコット監督は、ビー・ジーズの伝記映画『You Should Be Dancing』など複数のプロジェクトが待機中。メスカルの多忙なスケジュースに合わせて『The Dog Stars』を優先的に進行させるようで、これが次の長編監督作となる可能性が高そうだ。続報に乞うご期待! 文/久保田 和馬