50代が「ニット」を品よくおしゃれに着こなすコツって?
50代おしゃれプロの三尋木奈保さんに「50代がニットをおしゃれに着こなすコツ」を教えてもらいました。真似したいポイントが満載! 【写真】ニットで着映える!大人の秋冬スタイル
ATON ウールカシミヤシルククルーネックニット
手持ちのニットはほとんどがベージュなので、今年はクールなグレーを......と探していたところ、ひと目惚れしたのがこちら。太番手の編み地でメンズライクなかっこよさがありながら、カシミヤシルク混のとびきり上質な素材感。「辛口×リッチ」がまさに、求めていたバランス!
メンズライクなニットも短め丈ですっきりきれいめに
切り替えなしのすっとした袖口と短めの着丈で、厚手なニットもダボッとせずにきれいめな印象に。国内のカシミヤ専業メーカーで紡績した最上質ニットは、抜群の暖かさと柔らかさで、軽い着心地。 ATON ウールカシミヤシルククルーネックニット ¥46,200
背面はラグラン袖で、肩まわりが華奢に見える工夫が。適度なゆとりの身幅も体型をカバー。
素材感のメリハリがマスト【ベージュのニュアンス配色】
ベージュニットが一番品よくリッチに見えるのは、同じベージュのスカート合わせのときだと私は思うんです。ただし、スカートをウール素材にすると老けて見えがちなので要注意。ここ数年はサテンのツヤ感に頼っています。ワントーンでもまったりせず、華やかなメリハリが生まれます。 ◆まろやかなベージュ配色はサテンのツヤで抜け感を 「ベージュ×ベージュは昔から大好きなマイ定番。“ベージュ同士は地味になる”という声も聞きますが、厚手のシャギーニット×薄手のサテンというふうに、上下の素材感のギャップを意識すればぐっとリッチに着映えます。私としては、サテンスカートのツヤ感、揺れ感が欠かせないポイントで、ほっこりしがちなウール素材のスカートは去年すべて手放したほど。また、ほんのり赤みのあるキャメルベージュは顔映りがよく、大人におすすめです」。 ニット¥198,000/アオイ(ファビアナフィリッピ)
【Point】 ベージュコーデにはゴールドが必須 ベージュonベージュのときはゴールドジュエリーで華やかさを盛って。バッグの金具の色も統一するときれいです。