JR四国社長に四之宮氏 民営化後入社で初
JR四国は21日、西牧世博社長(69)の後任に四之宮和幸専務(59)を充てる人事を発表した。西牧氏は代表権のある会長に就く。6月の株主総会と取締役会を経て正式決定する。四之宮氏は1989年入社。87年の国鉄民営化後に入社した世代で初の社長となる。トップ交代は2020年以来、4年ぶり。 四之宮氏は高松市の本社で記者会見し「事業運営の根幹となる安全確保を最優先にサービスを提供し、四国の未来に貢献したい」と意気込みを語った。鉄道事業の収支安定のほか、ホテルや不動産業など非鉄道事業の収益拡大を目指す。