前島亜美「“声優アーティスト”として踏み出す勇気をいただいた」芸能活動15年目でソロデビュー”を決意した理由とは?
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。11月20日(水)の放送では、ゲストに声優の前島亜美(まえしま・あみ)さんが登場! 20日にリリースしたソロデビューアルバム『Determination』について伺いました。
◆芸能活動15年目でソロアーティストデビュー!
れなち:前島さんは2010年から芸能活動をスタートされて、最近は「BanG Dream!(バンドリ!)」シリーズの丸山彩(まるやま・あや)役などの声優活動や舞台でも活躍されているなか、ソロアーティストデビューとなるアルバム『Determination』が11月20日にリリースされました。このタイミングでのソロデビューは、何かきっかけがあったのでしょうか? 前島:自分よりも歌がうまい人はたくさんいるから“「歌をやりたい」って言わないほうがいいかな……”みたいな迷いもあったりしたんですけど(苦笑)。そんな思いも乗り越えて、やっぱり(音楽が)好きだし“もう1回歌いたい!”と思って決意しました。 れなち:デビューからキャリアや年齢を重ねてきて、歌に対して(デビュー当時とは)違った想いを持たれているのかなと思いますが、実際にソロデビューしてみていかがですか? 前島:私がデビューした頃は10人以上メンバーがいるグループで活動していたので、ソロアーティストとはまた求められるものが違っていたんだな、というのを感じました。 また、グループ活動を卒業してからは、声優としてキャラクターソングを歌わせていただいて、その曲をライブで歌うこともあったんですけど、そこでもまた求められるものが違いまして(笑)。 れなち:自分自身というよりかは(演じている)キャラクターを求められていますもんね。 前島:そうですね。キャラクターソングでは“歌のうまさ”というよりも“キャラクターとして成立しているか”というところが重要で、そこがグループ活動を経験している私にとって1つ大きな発見だったというか、(歌が)うまいかどうかよりも“あなたの声が聴きたいんだ!”というふうに(ファンの方から)言っていただいたことが、声優アーティストとして踏み出す勇気をいただいたなと思います。 れなち:“1人で歌う”というのはどうですか? 楽しいですか? 前島:楽しさもあるんですけど、最初は“すべての責任が私に降りかかる”というのが怖かったですね(笑)。ステージに立ったときに、隣にメンバーがいることがすごく大きかったんだなって実感しました。それでも“1人だからこその楽しさ”なんかもあったりして、なんだか(今までの活動とは)違う感覚というか、違う細胞が鍛えられている気がします(笑)。