大谷翔平は「左肩亜脱臼」 ロバーツ監督が発表
【AFP＝時事】（更新）米大リーグ（MLB）、ロサンゼルス・ドジャース（Los Angeles Dodgers）の大谷翔平（Shohei Ohtani）が、26日に行われたニューヨーク・ヤンキース（New York Yankees）とのワールドシリーズ（7回戦制）第2戦で左肩を亜脱臼した。ドジャースのデーブ・ロバーツ（Dave Roberts）監督が試合後に明かした。 【写真】負傷して二塁ベース上で倒れ込む大谷翔平（その他7枚） 大谷は7回裏、二盗を試みてスライディングで体を伸ばした際に左肩を負傷した様子で、痛みに耐えながらグラウンドにとどまると、チームに助けを求めた。大谷はトレーナーに付き添われ、肘を曲げた左腕を体につけてフィールドを後にした。 ロバーツ監督は大谷が「軽度の左肩亜脱臼」と診断されたと述べ、初期検査の結果には「勇気づけられた」と続けた。大谷は重症度を判断するためMRI検査を受ける予定となっている。 指揮官は「左肩の亜脱臼を少ししていたので、今夜かあすのどこかで検査をし、数日で詳細が分かるだろう」とコメントした。 「筋力や可動域は良好だった。だから勇気づけられた。しかし、まだ検査を受けていないので推測することはできない。スキャンを受ければ詳細が分かるだろう。繰り返しになるが、筋力と可動域が良好であることは、間違いなくプラスだ」 大谷がワールドシリーズの残り試合に出場できなくなった場合、ドジャースは対処できるのかと問われたロバーツ監督は「私はそこまで考えていないし、出場することを期待している。ラインアップに加わることを期待している」と述べ、そういったシナリオを検討する準備はないと明かした。 チームメートのテオスカー・ヘルナンデス（Teoscar Hernandez）は大谷の負傷について「ショウヘイがこのチームにとってどれほど重要な存在かは知っての通り。彼が大丈夫で、あした休養して月曜日（28日）にグラウンドに戻れることを願っている」とコメントした。 「いろいろなことが頭をよぎるが、とにかく前向きに考える。けがをしたかもしれないが、ニューヨークでの試合が始まる月曜日には復帰できるかもしれない」 ドジャースは4‐2で勝利してシリーズ戦績を2勝0敗としたものの、大谷の負傷はドジャースタジアム（Dodger Stadium）の観衆に衝撃を与えた。【翻訳編集】 AFPBB News
