「なんという快挙」今永昇太が球宴初選出を知った瞬間、チームメイトも拍手喝采! 「選ばれたからにはしっかり胸を張って」
MLB機構(MLB)が現地時間7月7日(日本時間8日)、16日(同17日)に開催されるオールスターゲームの投手と控え野手を発表し、カブスの今永昇太が初選出された。 【動画】チームメイトも拍手喝采!今永昇太が球宴初選出を知った瞬間 メジャー移籍1年目に球宴に出場するのは日本選手では9人目で、過去には1995年の野茂英雄、2001年のイチロー、2003年の松井秀喜、2007年の岡島秀樹、2008年の福留孝介、2012年のダルビッシュ有、2014年の田中将大、2023年には千賀滉大が出場している夢舞台だ。 今永は今季、ここまで16試合に登板して7勝2敗、防御率3.16という成績で、4月には無傷の5連勝を飾って防御率0.98を記録。先発の柱を担ってきた。 米メディア『Fox Sports』のベン・バーランダー記者は自身のXで「ショウタ・イマナガが1年目にしてMLBオールスターに選ばれたことを知った瞬間」として、試合前の全体ミーティングで、クレイグ・カウンセル監督から初の球宴選出を伝えられた瞬間の映像を投稿している。 今永はチームメイトから大きな拍手で祝福されると、「選ばれたからにはしっかり胸を張って、シカゴ・カブスを代表して、もし賞金とか獲れたら、みんなで山分けしたいと思います」と、やや照れた様子で話している。 また、同記者は今永の球宴選出について「彼にはとても興奮している。なんてシーズンだ。なんという快挙。なんて男だ」とコメントし、興奮した様子が伝わってくる。 今永は5月18日のパイレーツ戦を終えた時点で、防御率0.84という驚異的な数字を残し、防御率が公式記録になった1913年以降ではメジャーの新人投手トップの数字となった。 そんなメジャーの歴史を塗り替えてきた左腕が、夢の球宴の舞台へと足を踏み入れる。オールスターのマウンドに上がればどんな投球を見せてくれるのか、同じナ・リーグで選出された大谷翔平とともに活躍が期待される。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]