生ける屍、血まみれ女、謎の呪術集団……映画の撮影現場が“地獄絵図”に変わる「THE SIN 罪」考察必至の予告公開
閉ざされた廃墟を舞台に、生ける屍の群れ、謎の呪術集団などが登場する、予測不可能な狂乱を描く韓国産ハイブリッド・ホラー「THE SIN 罪」の本ビジュアル(2種類)と予告編、新規場面写真が、このほど公開された。 【動画】「THE SIN 罪」予告編 本作は「新感染」シリーズ、「哭悲 THE SADNESS」「呪詛」「女神の継承」などのヒットで注目を集めるアジア発のホラー作品。アジアホラーで評価されるあらゆる“恐怖”が融合した内容となっている。監督は韓国のアカデミー賞とも称される大鐘賞に短編が招待された新鋭ハン・ドンソク。ドラマ「ヴィンチェンツォ」のソ・ミリ役での好演で評価を高めたキム・ユネが主演している。 予告の冒頭では、女優のシヨンが、変わり者と評判の映画監督より「これは普通のダンスフィルムとは違う。現代舞踏と意識の向こう側の追求です。あなたが主役です」と説明を受け、美しくも奇怪なダンスを披露。しかし、その撮影のさなか、隣の廃墟の屋上に、奇妙なマークを書いている呪術集団を発見する。 さらに、突如“血まみれの女”が撮影クルーの前に出現。その様子を心配する撮影スタッフの声も聞こえない様子だ。俳優として現場に入っていた主人公・シヨンも呆然としてしまい……“血まみれの女”は一瞥した瞬間、突然、屋上から飛び降りてしまう。地面に叩きつけられた体はあらぬ方向に折り曲がり、即死したかに思えたが…突然、むくりと起き上がり、次々と人々を襲い始める。逃げ惑うクルーたちによる地獄絵図。さらに謎の呪術集団も登場し、廃墟は完全封鎖、結界も張り巡らせたという。シヨンのダンスと、生ける屍の群れの発生には、なにか因果関係がありそうだ。外の世界との連絡は? そして、シヨンが犯したという「罪」とは一体? なぜ映画の撮影現場は、このような地獄絵図になってしまったのか――考察必至の内容となっている。 「THE SIN 罪」は、11月29日から全国公開。