チーフスがAFCトップシード確保、レイヴンズ圧勝で地区制覇に王手
【AFP=時事】24NFLは25日、第17週の試合が行われ、昨季王者カンザスシティ・チーフスは29-10でピッツバーグ・パイレーツを下し、アメリカン・カンファレンス(AFC)のトップシードを獲得。これでプレーオフ1回戦免除とホームフィールドアドバンテージを手にした。 【写真】タッチダウンを決めて喜ぶケルシー チーフスのQBパトリック・マホームズは、第1クオーターだけで2本成功させるなど、計3本のタッチダウンパスを通して320ヤードを獲得した。 中盤にスティーラーズの追い上げを受けたチーフスだったが、第4クオーターにRBカリーム・ハントがタッチダウンを奪うと、さらにマホームズが信頼を寄せるターゲットであるトラビス・ケルシーにもタッチダウンが生まれ、勝負を決めた、 ケルシーは8回のパスレシーブで84ヤードを獲得し、トニー・ゴンザレスとジェイソン・ウィッテンに次いで、TEとしてはNFL史上3人目となる通算1000レシーブを達成した。 敗れたスティーラーズは3連敗となり、AFC北地区で自力優勝が厳しくなった。 一方、ボルティモア・レイヴンズはシーズン終盤を迎えてもつまずく様子を見せず、31-2でヒューストン・テキサンズに圧勝した。 昨季の最優秀選手(MVP)に選出されたレイヴンズのQBラマー・ジャクソンは、2本のタッチダウンパスに加えて自らのラッシングからもエンドゾーンに飛び込む圧巻のパフォーマンスを見せた。この試合4度のボールキャリーで87ヤードを記録したジャクソンは、QBとしてのラッシングヤード歴代最多記録を更新している。 レイヴンズはレギュラーシーズン最終戦でシンシナティ・ベンガルズを下せば、AFC北地区のタイトル獲得が決まる。【翻訳編集】 AFPBB News