夜のお仕事は「ラクして稼げる」なんて大嘘! 元セクシー女優が暴露する厳しい現実…“負け組は人権ゼロ”の過酷な実態
SNSが普及した令和の時代は…
しかもSNSが普及した令和の時代は、何でもかんでも晒されるからまた困ったもの。 エグい営業方法で大きな売り上げを立てたとしても、顧客から激しく恨まれたら勝手にネットに書かれて大炎上。炎上商法を逆手に取るくらいの図太いメンタルを持たねば、キャストとしての人権がはく奪される恐れも考えられます。ブレない精神を常に持ち続けないと全くお金にならないという時点で、“ラクして稼げる”からは大きく外れる仕事でしょう。 セクシー女優にも同じことがいえるけれど、今の夜職系は稼げる・稼げない子が完全に二極化してしまいました。SNSだけを見ると全員キラキラと輝いているけれど、あくまでごく一部の話で、スポットを浴びられない多くの人々が毎晩のように都会を去っていきます。 歌舞伎町、六本木、北新地、すすきの、中洲など、繁華街で働き続ける人間はみなさんが想像する以上にストイック。今の時代はゆるゆると働きたい人や、事情があって昼間の仕事ができない人にとっては非常にやりづらいのです。“その手の人々”の受け皿が狭くなったのは、まぁ悩ましい問題と言えますね…。 みんな涙ぐましい努力をして高収入にありつくのだから、決して「何もしないでキラキラしやがって!」なんて批判しないようにお願いします。若くして大金を得るには、他に類を見ない苦労が詰まっているということなのですから。 ◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。
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