プロと音合わせ曲完成度高める 来月26日鳥取コンサート 吹奏楽部員ら合同練習
来年1月26日に鳥取市のとりぎん文化会館で開かれる、プロの演奏家と県東部五つの高校の吹奏楽部の共演による「未来への扉 TOTTORI SUPER BRASS」(実行委、県主催、新日本海新聞社特別後援)の合同練習が22日、同会館で開かれた。 練習には本番に出演する指揮者の大井駿さん、クラリネット奏者の翁優子さん、テナーサックス奏者の貝沼拓実さんらも参加した。秋から練習を積んできた生徒らは、大井さんから「互いの音を聞き、普段できない大人数の合奏とホールの残響を楽しんで」と助言を受けるなど、曲の完成度を高めていった。 クラリネットを担当する鳥取東高2年の岡羽奏さんは「直接指導してもらい、より演奏の迫力や表現がはっきりしてきた。本番では一緒に演奏できるうれしさも音に乗せたい」と意気込んだ。今後も本番に向け複数回の合同練習を予定している。 同コンサートは鳥取県総合芸術文化祭とりアート2024の企画事業として開催し、県東部5校の吹奏楽部員約60人で構成した特別バンド「とっとりスーパーブラス」とゲストアーティストらが出演する。 ◇「未来への扉 TOTTORI SUPER BRASS」は1月26日午後2時から。入場無料。問い合わせは電話0857(21)8700。
日本海新聞