「103万円の壁」に「106万円の壁」…見直し?撤廃?暮らしどう変わる
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連日お伝えしているいわゆる「年収の壁」。103万円、106万円と様々違う数字が出てきますが、何が、どう変わろうとしているのでしょうか。 国民民主党 玉木雄一郎 代表 「まずは心からお詫びを申し上げなければなりません。本当に申し訳ありませんでした」 聴衆 「がんばれー」 「ふざけるな!」 きのう、東京・有楽町で行った街頭演説で一部週刊誌に報じられた不倫疑惑について謝罪した玉木代表。聴衆から叱咤激励の声が飛ぶなか訴えたのは、やはり「あの政策」についてです。 玉木雄一郎 代表 「今回のこの私が引き起こした問題を挽回するためにも、なんとしても103万の引き上げ、基礎控除の引き上げを実現して参ります」 聴衆 「倫理より手取り」 いわゆる「年収103万円の壁」の見直し。所得税の基礎控除を178万円に引き上げることで手取りアップを目指す国民民主党の主張ですが、実際に政府・与党はどこまで実行するのか。 その内容などについて話し合う自民・公明両党と国民民主党の3党による本格的な協議がきょうから始まりました。 政府・与党は今月中にとりまとめを目指す経済対策に協議の内容を盛り込む方針です。 一方、「別の壁」にも動きが… 厚生労働省が撤廃する方向で調整に入った、いわゆる「106万円の壁」です。 今までは従業員51人以上の企業に勤めている人の場合、社会保険料を負担する要件は、▼年収106万円以上、▼労働時間、週20時間以上でしたが、調整されている案では週20時間以上働くだけで保険料を支払う必要があります。 これに対し、経済界からは… 経済同友会 新浪剛史 代表幹事 「突然のように可処分所得(手取り)が下がるような話が出てきてびっくりしております。ちゃんと丁寧な議論をしなきゃいけないんじゃないでしょうか」 厚生年金保険に加入すれば老後の年金が増える一方、手取りが減ることから働き控えが生まれる懸念もあります。 見直しで新たにおよそ200万人が影響を受ける見込みです。 「106万円の壁」の撤廃で、私たちの暮らしはどう変わるのでしょうか?
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