米軍オスプレイ、普天間飛行場で飛行再開…市街地上空を飛行し15分後に戻る
米軍が運用を一時停止していた輸送機「オスプレイ」について、米海兵隊は11日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)で「MV22オスプレイ」の飛行を再開した。11月に米国内で墜落寸前の事案が発生したことを受け、海軍航空システム司令部が今月6日に海兵隊や海軍、空軍に対して運用の一時停止を呼びかけていた。 【写真】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市で)
防衛省沖縄防衛局や宜野湾市によると、11日午前10時13分頃、同飛行場から1機が離陸したのが確認された。同機は市街地上空を飛行した後、約15分後に同飛行場に戻った。沖縄県に拠点を置く第1海兵航空団は、読売新聞の取材に「徹底的に機体を点検し、一定の制限を設けるなどした上で再開した」と明らかにした。