【韓国】尹錫悦大統領、ウクライナへ武器支援可能性を言及「北朝鮮の関与程度によって段階別に」
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(63)が7日、記者会見を開き、北朝鮮軍が派遣されているロシアのウクライナ侵攻に触れた。同日午前の記者会見で「北朝鮮軍の関与程度によって、段階別に支援方法を変えていく」と、ウクライナへの支援強化の可能性に言及した。 さらに具体的に「これまで経済的な支援が中心となっていた。しかし今は、北朝鮮という変数が加わった。(最近)我々はUN平和維持軍(PKO)やイラク戦争で戦争を経験しているが、北朝鮮はこれまで実戦経験がないので、事実上、初めての経験になる。時間が立って(北朝鮮が)現代戦争の経験を積むと、我が国の安保に致命的な問題になりかねない。今後は北朝鮮の関与程度によって段階別に支援の方法を変えていく。(ウクライナに)武器を支援するなら、防御武器を優先的に考えている」と話した。 ウクライナのゼレンスキー大統領は5日に、北朝鮮軍と初の戦闘があったと述べている。