【卓球】フォアハンドがさえた張本智和“日本選手キラー”格上・中国選手に勝利 「ハマっちゃったんで勝ったらやろうと決めてました」と勝利のダンスも披露
◇卓球・WTTファイナルズ 福岡(20日~24日、福岡・北九州市立総合体育館) 卓球の世界一決定戦、WTTファイナルズが福岡で開幕。男子シングルス1回戦では、世界ランキング7位の張本智和選手が、格上・中国の梁靖崑選手(世界ランキング5位)と対戦し、勝利を飾りました。 【画像】アジア選手権での戦いを終えメダルと共に帰国した張本智和選手と張本美和選手 今大会は、年間獲得ポイントによるランキングで、シングルス世界ランク上位16人にのみ出場権が与えられる、年間チャンピオン決定戦。 いきなり相手に5連続ポイントを許した張本選手でしたが、その後は、フォアハンドを重ねてポイント。ゲームポイントを握ると、ガッツポーズが飛び出します。 第1ゲームを先取した張本選手は、第2ゲームもフォアハンドがさえ、5連続ポイント。格上相手に堂々としたゲーム運びで2ゲームを連取します。 激しい打ち合いも制し、攻め続けた張本選手。ゲームカウント3-1で、約5年間、日本選手に負けていないという“日本選手キラー”の梁選手を破り、準々決勝進出を決めました。 試合後には、リズミカルに腕を動かし勝利のダンスを披露。「つい最近流れてきて『あーぱつ』っていう歌が。ハマっちゃったんで、きょう勝ったらやろうと決めてました」とK-POPの「APT.」を踊っていたことを恥ずかしそうに明かしました。 ◇男子シングルス1回戦結果 張本智和3-1梁靖崑(中国) 第1ゲーム 11-7 第2ゲーム 11-6 第3ゲーム 9-11 第4ゲーム 12-10