全仏オープン

勝利したカルロス・アルカラス[画像/ゲッティイメージズ]

テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は2日に男子シングルス4回戦が行われ、第3シードのC・アルカラス（スペイン）が第21シードのF・オジェ アリアシム（カナダ）に6-3, 6-3, 6-1のストレートで完勝し、3年連続3度目のベスト8進出を果たした。 【ジョコビッチ、シナーら全仏OP組合せ】 21歳で世界ランク3位のアルカラスが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は昨年の4強となっている。 今大会は1回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク107位のJ・J・ウルフ（アメリカ）、2回戦で予選勝者で同176位のJ・デ・ヨング（オランダ）、3回戦で第27シードのS・コルダ（アメリカ）を下し4回戦に駒を進めた。 世界ランク21位のオジェ アリアシムとの顔合わせとなった4回戦の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第8ゲーム、アルカラスがブレークポイントを握ると最後はボレーを決めこのセット2度目のブレークに成功する。アルカラスは直後の第9ゲームをキープし先行する。 第2セット、第5ゲームでアルカラスはバックハンドのパッシングショットを決め先にブレークを奪う。その後メディカルタイムアウトを取り左脚付近の治療を受けたオジェ アリアシムに対してアルカラスは第9ゲームでもブレークを果たし、2セットアップとする。 勢いに乗ったアルカラスは第3セットでも主導権を握り一気に5ゲームを連取。オジェ アリアシムを寄せ付けず、完勝で8強入りを果たした。 勝利したアルカラスは準々決勝で第9シードのS・チチパス（ギリシャ）と対戦する。チチパスは4回戦で世界ランク35位のM・アルナルディ（イタリア）を下しての勝ち上がり。