大谷翔平「1番・DH」で出場 2戦ぶり本塁打で「53-53」に期待 イチローの日本選手最多得点記録にあと1 山本由伸と同時出場で地区Vマジック復活目指す
「ドジャース―ロッキーズ」(22日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で、山本由伸投手が先発投手として出場することが発表された。ロバーツ監督のよると、「5番・三塁」で出場予定だったマックス・マンシー内野手は前日の守備で脇腹を痛めたため、スタメンから外れた。代わってキケ・ヘルナンデス内野手が「9番・三塁」で出場する。 大谷はここまで152試合に出場し、ナ・リーグ3位の打率・297、同1位の52本塁打&122打点、同2位の53盗塁をマーク。本塁打は両リーグ1位のジャッジ(ヤンキース)に2本差に迫り。126得点はイチローの持つ127得点の日本選手最多記録にあと1としている。 前日の試合は3打数1安打2四死球。3点を追う九回に5試合連続安打となる中前打を放ち、53盗塁目となる二盗を成功させたが、後続にあと1本が出ず。自身は同点の四回2死一、三塁の場面で見逃し三振に倒れ、勝ち越し機を逸した。4連勝を逃したチームはナ・リーグ西地区首位の座を守っているが、直接対決を3試合残す2位パドレスとのゲーム差が3となり、地区優勝マジックは消滅した。 山本はここまで16先発、6勝2敗、防御率2・63。右肩のけがから復帰して2度目の登板だった前回16日のブレーブス戦は球数制限下で4回、72球を投げて4安打、無失点、与四球2、奪三振3で勝敗つかず。復帰後3度目の登板となるこの日は6イニングが目安だ。日本人コンビの活躍でチームのマジックを再点灯させる。 ▽ドジャースのラインアップ 1番・DH 大谷 打率・297 52本塁打 122打点 53盗塁 OPS1・014 2番・右翼 ベッツ 打率・293 18本塁打 72点 OPS・876 3番・一塁 フリーマン 打率・281 22本塁打 88打点 OPS・856 4番・左翼 T・ヘルナンデス 打率・267 30本塁打 92打点 OPS・823 5番・捕手 スミス 打率・247 19本塁打 72打点 OPS・756 6番・二塁 ラックス 打率・246 10本塁打 48打点 OPS・694 7番・中堅 エドマン 打率・274 6本塁打 19打点 OPS・807 8番・遊撃 ロハス 打率・289 6本塁打 36打点 OPS・754 9番・三塁 K・ヘルナンデス 打率・215 10本塁打 36打点 OPS・620 投手 山本 6勝2敗 防御率2・63