日本航空(JAL)すべてのシステムが復旧 サイバー攻撃による「被害は確認されていない」と発表
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日本航空のネットワークがサイバー攻撃を受け、全国的にシステムで不具合が発生していた問題です。日本航空は先ほど、すべてのシステムが復旧し、新規のチケット販売を再開したことを発表しました。羽田空港から中継です。 羽田空港・第1ターミナルの国内線出発ロビーでは、システム復旧の一報を受け、安堵の表情を浮かべる利用客の姿が多く見られました。 日本航空によりますと、きょう午前7時半ごろから、日本航空の社内外を繋ぐネットワーク機器がサイバー攻撃を受け、全国的にシステムで不具合が続いていましたが、午後2時ごろまでにすべてのシステムが復旧したということです。 これに伴い、きょう出発する国内線・国際線のチケット販売も再開しています。 沖縄に帰省 「一安心。これから帰省するので、安心して戻れるなと思っています」 鹿児島に帰省 「今日中には帰りたかったので、間に合いそうで良かったです」 日本航空は、今回のサイバー攻撃による顧客データの流出や、ウイルス感染による被害は確認されていないと発表しています。 現在の運航状況ですが、国内線・国際線の一部の便で遅れが出ていて、今夜にかけて欠航便が出る可能性もあるということです。 また、あすは早朝便の一部で欠航が出る可能性がありますが、きょうのような大幅な遅れが出ることは想定していないということです。
TBSテレビ