「オオタニは最初、チームの平均値以下だった。でも…」エンゼルス元コーチが振り返る「ジャンプ力測定での出来事」 来季以降も“MVPが期待”できるワケ
30歳になった大谷翔平だが…いまだ「天井はない」?
先に紹介した本の最終章のタイトルは「天井はない」であり、「MLB選手は質の向上が止まっていなかったばかりか、史上最も急激に向上していたのだ。天井はあるにせよ、それまでにはまだまだ上昇の余地がありそうだ」と書かれている。 さて、これまでMVPに4回以上選ばれた経験があるのは、“ステロイド時代”のスーパースター、バリー・ボンズ(7回)だけだ。 球界全体のレベルアップそのものにもまだまだ上昇の余地があるとすれば、テクノロジーとデータ時代の恩恵で、30歳の大谷にも十分のびしろがあるのだろう。MVP7回のボンズには、いまだステロイドの影がつきまとう。少し気は早いのかもしれないが、テクノロジーとデータの時代にプレーする大谷の、その数字に近づく4度目のMVPにも期待したくなる。
(「メジャーリーグPRESS」谷口輝世子 = 文)
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