ユニクロがレッドソックスとタッグ!
チームのジョニー・ゴームス外野手は言う。「ユニクロっていう名前は、今まで知らなかった。でも、ボストンでも買えるようになるなら、これをきっかけに是非、着てみたいね。ハイチュウだって、昔は誰も知らなかった。でも、今はチームの誰もが大好きだ。それと同じようなことが、起きるかもしれないよ」。 「ハイチュウ」も米国人には斬新なフレーバーが人気を呼び、地元の大手スーパーが扱うようになるなど、ニューイングランド地方にその名は浸透しつつある。1980年代には、トヨタなど日本国産車がその高品質と低価格性で米国民の支持を得て、市場を席巻したが、最近はニューヨークなど主要都市に日本のラーメンチェーン店や大戸屋などの外食産業が進出し、目覚ましい伸びをみせている。 これまで海外13カ国で1300以上の店舗を出店し、市場拡大してきたユニクロ。販売対象としてのポテンシャルを見込んで本格参戦を狙う米国で、機能性インナー「ヒートテック」などの人気商品はヒットするか。レッドソックスを媒体としたユニクロの米国市場進出に注目だ。