「定期預金解約したい」と話す夫 妻が不審に思い次男に相談 夫は投資詐欺で3400万円だまし取られていことが発覚 スマホの金融機関アプリで14回振り込む
埼玉県警狭山署は23日、入間市居住の無職男性(83)が交流サイト(SNS)型投資詐欺で現金約3414万円を詐取されたと発表した。 遠方の女詐欺師、女性宅に辿り着いた瞬間「今、家に女が来た」と通報される 警官が急行 カード譲渡も拒否された女、諦めて帰るも発見され逮捕
署によると、今年4月20日ごろから約5カ月にわたり、男性のスマートフォンにSNSを通じて、外国人女性に成り済ました者らから投資アプリを使用した外国為替取引によるもうけ話を持ちかけられ「私がやっている投資は、1回の取引で10%の利益が出る」などと伝えられた。信じた男性は6月11日~9月14日まで、計14回、犯人側の指示に従い指定された口座に現金計約3414万円を送金した。 男性が同居する妻に「定期預金を解約したい」と伝えたところ、妻が不審に思い、別居する次男に相談。次男が9月19日に狭山署を訪れ、事態が発覚した。男性はスマホの金融機関のアプリを利用して10万~500万円を計14回振り込んだ。犯人側は複数のアカウントを使い、男性とやりとりしていたという。 署が詐欺事件として捜査している。