笠間の愛宕山飯綱神社で日本三大奇祭「悪態まつり」 罵声飛び交う
日本三大奇祭に数えられる「悪態まつり」が12月15日、笠間市の愛宕山で行われた。(水戸経済新聞) 山頂に鎮座する飯綱神社の江戸時代中期から続く祭礼で、見物客の罵声が飛び交うのが特徴。 愛宕神社の神職と白装束の13人のてんぐが山麓から山頂にかけて約4キロに点在する16カ所のほこらに餅などを供え、それを見物客らが奪い合う。てんぐの行列を見守る人々が「ばかやろう」「早くしろ」などの罵声を浴びせる光景が繰り広げられた。 愛宕神社境内でてんぐから餅や菓子がまかれるのを待っていた見物客らの激しい罵声が飛び交い、祭りはクライマックス。最後はてんぐと見物客が一体となり一年の厄をはらう「ばかやろう」を三唱した。
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