ひき逃げ後、被害者が「逃げた」と虚偽の110番…小田原、容疑で23歳逮捕
小田原署は19日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、小田原市高田、配送業の男(23)を逮捕した。 逮捕容疑は、13日午前3時20分ごろ、同市桑原の十字路交差点でワゴン車を運転中、南足柄市の男性(42)が運転する原動機付き自転車と衝突し、男性に肋骨(ろっこつ)骨折など全治2カ月のけがを負わせ、そのまま逃走した、としている。署によると、男は容疑を認めている。 現場から逃走した男は約6時間後に「オートバイと車両の事故。バイクが逃走した」などと虚偽の110番通報を行った。署員が車両の損傷に不審を抱いて捜査したところ、現場周辺に落ちていた破片が男の車のものと一致したという。
神奈川新聞社