筋肉不足で糖尿病リスクにも?!女性の痩せによる健康リスク
痩せすぎを改善するために気を付けること2つ
痩せていても糖尿病になるリスクがあるのは、筋肉の量と質が関係することから、筋肉の量を増やし、質を良くするために、バランスの良い食事と運動を心がけましょう。 1. バランスの良い食事をする 痩せすぎの人は、摂取カロリーが不足傾向にあることから、バランスの良い食事を適切な量摂ることが大切です。五大栄養素をさまざまな調理方法で、3食規則正しい時間に食べるようにしましょう。 例えば、極端なダイエットで炭水化物を制限すると、体重は減っても体脂肪は減少しにくくなります。また、ブドウ糖の摂取量が少なくなるため、脳のエネルギー源としてほとんど使われてしまい、膵臓のインスリン分泌機能が低下しインスリン量が減ってしまいます。 2. 運動や活動量を増やす ●筋トレで筋肉の「量」を増やす スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操など、筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う筋トレがおすすめです。筋肉にダメージを与え回復することで、前よりも強い筋肉が作られます。筋肉に十分な回復期間が必要なため2~3日に1度、無理なく行うようにしましょう。 ●有酸素運動で筋肉の「質」を良くする ウォーキングやジョギング・水泳などの有酸素運動で余分な脂肪を燃やし筋肉の質を高めましょう。脂肪を減らすには、有酸素運動を20分以上続けることが効果的ですが、運動だけに時間がとれない場合は、通勤・通学時に少し遠回りして歩くなど、時間を見つけて生活にとり入れていくことが長く続けられるポイントです。 「痩せている=健康で病気とは無縁」と思いがちですが、カラダの内面も意識することが大切です。ダイエットをする際は、体重と体脂肪、また健康診断の結果などをチェックし、ご自身に合った食事と運動に取り組むようにしましょう。 【執筆者:栄養士 保延 弘美】 仕事に没頭しすぎたことで体調を崩したことをきっかけに、健康的なカラダが仕事の質を良くするという思いを胸に約6年勤めた会社を退社し、栄養士の資格を取得。 その後、JICA青年海外協力隊として2年間、中米グアテマラで現地の栄養教育を経験。 現在は、病院で食事・栄養管理に関わる仕事と子育てをしながら、あすけん栄養士としてコラムの執筆やオンライン栄養カウンセリングを担当。 ※本記事は、AI食事管理アプリ『あすけん』の「ダイエットの知識」コラムからの転載記事です。 ■AI食事管理アプリ『あすけん』 ダイエットや健康管理に必要な、食事記録・カロリー計算・体重管理・運動記録などがまとめてできる無料アプリ『あすけん』。食事写真や商品バーコードを “撮るだけ” で簡単にカロリー計算ができ、AI栄養士からあなただけの食事アドバイスが毎日届くので、日々の栄養バランスの改善に役立ちます。 【PC・スマホサイト】https://www.asken.jp/ 【公式Twitter】https://twitter.com/askenjp 【公式Instagram】https://www.instagram.com/askendiet_japan/