【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
3兆ドルクラブ
米半導体メーカー、エヌビディアの時価総額が3兆ドル(約468兆円)を突破した。3兆ドルクラブ入りはアップルとマイクロソフトに次いで3社目。エヌビディア株は5日のニューヨーク市場で前日比5.2%高で終了し、時価総額でそのアップルも上回った。人工知能(AI)関連支出が世界的に拡大する中、その恩恵を最も受ける企業だと市場で評価されている。今年に入ってからだけでも株価が147%上昇し、時価総額が約1兆8000億ドルほど膨らんだ。
手数料開示は不要と判断
ヘッジファンドやプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社に手数料と経費の詳細を投資家に毎四半期説明することを義務付けた米証券取引委員会(SEC)の規則について、米連邦高裁は無効との判断を示した。プライベートファンド業界を取り締まりたい当局にとって打撃となった。ニューオーリンズの高裁判事3人は、SECが権限を逸脱しており、プライベートファンドに資金を投じる「極めて精通している」投資家にこうした規則は不要だと主張する業界団体を支持した。SECは判断を精査しており「適切な次の段階を決める」とした。
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Akira Matsui