さくらインターネットは、同社の生成AI向けクラウドサービス「高火力」を用いた「生成AI向けのプラットフォームサービス」を開発中であることを発表した。

写真：アスキー

　さくらインターネットは、2024年11月25日、同社の生成AI向けクラウドサービス「高火力」を用いた「生成AI向けのプラットフォームサービス」を開発中であることを発表した。 　 　同プラットフォームは、AIアプリケーションとLLMをはじめとする生成AIの基盤モデル、そしてさくらインターネットのGPUベースのクラウドサービス「高火力」をつなぐAPIを提供するもので、RAGを構築するためのベクトルデータベースも備える。 　 　また、選択できる生成AIの基盤モデルとして、NECが開発した独自LLM「cotomi（コトミ）」を提供。cotomiと高火力の組み合わせにより、AIアプリケーション内でのデータの通信や保管を日本国内で完結することができる。 　 　今後、NECだけではなく、国内外の企業と連携することで、プラットフォームにおける基盤モデルの選択肢を増やしていく予定だ。 　 文● 福澤陽介／TECH.ASCII.jp