74歳・筋金入りの「節約家」の暮らし。お金を使わずに「エレガント」でいられる工夫
使えるものはとことん使う「節約ワザ」
「めったに買わない。買ったものはとことん使いきる!」をモットーにしている私が実践する「ケチカロジー」の代表的なワザをまとめてご紹介します。
2.食品パックは捨てる前に器やラップとして活用
「食品が入っていたパック類は洗ってとっておきます」ボウルの代わりにしたり、残り物の上にかぶせてホコリよけにしたり、フタはラップ代わりにもなりますよ」
5.トイレットペーパーは部屋でもおしゃれに使用
ティッシュペーパーはうっかり使いすぎてしまうため、少しずつ使えるトイレットペーパーを部屋でも活用。ただ、むき出しはイヤなのでちょっと工夫を。「箱に入れて、きれいな紙を貼って装飾しています」
お金をかけないおしゃれのコツ
半世紀もまえの20歳の頃にチープシックという言葉を知った私は、それ以来、これが服装のテーマです。「上品な安物」ともいいましょうか。とりあえず装いは非流行、反流行から始めます。ブティックで、あこがれの人が着ていたすてきな服を見つけたら、足早にそこをスルーして『それ以上』の服を探すのです。 流行りのデザインや、ブランドコーナーをサッサ通り抜けたら、自分だけが着こなせるの服を探してみましょう。感性も問われますが、自分が見えていないと探しにくいので、センス磨きと自己表現の実験現場かもしれません。
●一生着られそうな洋服とは?
具体的には安価で、次にありふれていないもの。できれば装飾過多でなく、落ち着いた色合いで、素材感が生きている服。でも私の場合、いちばん大事にしてきたのは、一生着られそうな服選びです。 そんな私は、晴れ着を持っていません。理由は、振袖や真っ白い襟巻は、生涯に二度着ることがあるとは思えなかったからです。ですから卒業式には旅行着のようなスーツを。20歳のお祝いにはコートを買ってもらいました。今も着ていますよ!