山田裕貴が『ジョーカー2』ロンドンプレミアでレディー・ガガらとご対面!「ジョーカーで埋め尽くされた雰囲気がたまらない!」
第76回ヴェネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を受賞し、全世界興収10億ドルを突破する大ヒットを記録。第92回アカデミー賞では最多11部門にノミネートされ、主演男優賞と作曲賞の2部門に輝くなど、世界中を席巻した『ジョーカー』(19)。その待望の続編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(10月11日公開)のロンドンプレミアが日本時間9月26日、ロンドンのレスター・スクエアにて開催され、豪華キャスト&スタッフ陣がレッドカーペットに登場した。 【写真を見る】熱狂的なジョーカーファンが多数詰めかけ映画さながらの雰囲気に! ジョーカーメイクを施した熱狂的な250人の観衆と150人以上のマスコミが集まり、異様な熱気に包まれた会場に姿を現したのは、ジョーカー役のホアキン・フェニックスと謎の女リー役を演じたレディー・ガガ、ジョーカーを追い詰めるハービー検事役のハリー・ローティーに、前作に引き続きメガホンをとったトッド・フィリップス監督。さらにハービー検事役の日本語吹替版キャストを務めた山田裕貴も、プレミアの熱狂を日本に届けるべくレッドカーペットに参戦。 これが海外のレッドカーペットイベント初参加の山田は「すごいですね!東京でレッドカーペットを歩かせていただいたことはあるんですけど、その雰囲気とはまた違うロンドンの街並みと、ジョーカーで埋め尽くされた雰囲気がたまらないですね!」と大興奮。「本作はジョーカーを含めて色々な登場人物を見つめながら、最後まで物語の行く末を見届けられる作りになっていて、観た人によって姿を変えるピエロのような作品になっています」とアピールした。 また、かねてより“ジョーカー愛”を語っていた山田は、フィリップス監督やガガらとの対面について「雰囲気に圧倒されることなく楽しむことができて、ホアキンさんは残念ながらお話を伺えなかったんですけど、ガガさんはインタビューを通して僕のことを覚えてくださっていて、最後ハグでお別れもできました。監督も名前を覚えてくれていてめちゃくちゃうれしかったです」と感無量な面持ち。 一方、大歓声のなか登場したガガは、会場に集まったファンの熱狂ぶりに「最高な日です!こんな素敵な夜に大勢のファンに会えてうれしいです」と大きく手を振るファンサービス。そして山田から日本のファンに向けてメッセージを求められると「親愛なる日本のファンの皆さんこんにちは。いつも皆さんのことを恋しく思っています。私の創作活動を応援してくれてありがとう。ぜひ映画館でジョーカーのワイルドな体験を楽しんでください」と呼びかける。 さらに山田の姿を見るなり肩を抱き寄せたフィリップス監督は「僕はいつも大好きなロンドンでプレミアをやります。イギリスの映画ファンは映画をこよなく愛しているから、ここに来るのは良いものです」と上機嫌。山田から「公開が近付いてくるとどんな気持ちになりますか?」と訊ねられると、「過去に数々の作品を作ってきましたが、最終的な結果とは切り離す必要があって、そのプロセスを楽しむべきだと思って過ごしています」とコメントした。 日本公開まであと2週間。ジョーカーになった男のその後と、待ち受ける衝撃のラストをぜひとも劇場のスクリーンで見届けてほしい。 文/久保田 和馬