「下半身でスイングをリードして腕は振らない」アマが取り入れたい、PGAトッププロのスイングをわかりやすく解説
レギュラーシーズンとプレーオフが終わり、来シーズンの出場権を巡って争うフェデックスカップ・フォールが始まったPGAツアー。大会の見どころとともに、アマチュアゴルファーが取り入れるべき、基本に忠実なパットン・キザイアのスイングを紹介する。吉田洋一郎コーチによる最新ゴルフレッスン番外編。 【動画で見る】「下半身でスイングをリードして腕は振らない」アマが取り入れたい、PGAトッププロのスイングをわかりやすく解説
来シーズンの試合出場を目指す秋の陣
PGAツアーはレギュラーシーズンとプレーオフが終わり、来シーズンの出場権を巡って争うフェデックスカップ・フォールが始まった。 2023年から始まったフェデックスカップ・フォールも2年目となり、試合数も昨年より1試合増え、日本でもZOZOチャンピオンシップも開催するなど盛り上がっている。 今回はフェデックスカップ・フォールの日程や見どころなどを紹介しよう。 フェデックスカップ・フォールはシンプルに言うと、来シーズンの出場権を争う最後の戦いだ。 現在のPGAツアーのフォーマットでは、年間王者を決めるプレーオフ最終戦の終了時点で上位70人に来シーズンのシード権が与えられる。シード枠は125人なので、残り55人のシード権はフェデックスカップ・フォールの成績次第となる。 100位以内の選手は125位以下に転落することは考えにくいため、現在80位台の久常涼は来シーズンのシードはほぼ確定(2024年10月6日現在)。120位前後の選手たちはシード権の獲得を目指して目の色を変えて戦うことになる。 また、シード選手のなかでもランクがあり、プレーオフ2戦目のBMW選手権に進出した50位までの選手は高額賞金のシグネチャー大会を含めたフル参戦権が与えられ、フェデックスカップ・フォールで順位は変動しない。 51位~70位の選手はシグネチャーイベント以外のフルシード権となるため、シグネチャーイベントの出場権を目指してポイントを稼ぐ必要がある。 最終戦のザ・RSMクラシック終了時点でフェデックスカップ・フォールのポイント上位10に入ると、来シーズンのシグネチャーイベントのAT&Tペブルビーチプロアマとザ・ジェネシス招待に出場できる。 50位以内の選手でも、フェデックスカップ・フォールで優勝した選手には2年間のシード権や開幕戦とマスターズの出場権が与えられるため、優勝経験がない選手が勝利を目指して参戦することもある。