ロコンド・田中裕輔社長 大谷翔平の51号球落札を報告「見て頂く機会を」東京と大阪で展示会開催へ
米競売会社ゴールディンが2日(日本時間3日)、ドジャースの大谷翔平投手(30)が放った51号ホームランボールの入札を締め切り、手数料を含めて42万7000ドル(約6533万円)で落札された。 【写真あり】田中社長が公開した51号ボールの落札証明画面 同社の公式Xは、落札決定後「大谷翔平51号ホームランボールの最終販売価格は42万7000ドル。51号ホームランボールは、大谷翔平選手が3本塁打10打点の大活躍を見せ、史上初の50/50クラブ入りを果たした時のものです」と投稿した。 その後、ファッション通販サイトを運営する「ロコンド」の田中裕輔社長が自身のXを更新。50号球のオークションにも参加していた田中社長は「大谷選手の51-51球を50-50球に次ぐ価格、$427000(6500万円)にて落札しました。大谷選手が50-50達成後まもなく51-51まで達成したのはご存知の通りで、6打数6安打、プレーオフ進出など記録づくめの1日の記念球です。到着まで3~4週間かかるため以下の撮影会に間に合うかはわかりませんが、日本に持ち帰り次第、見て頂く機会を作って行きたいと思います」とつづり、11月1日から5日までに同社製品を税込み5000円以上購入した全員を対象に、11月23、24日に東京・渋谷、11月30日、12月1日に大阪・心斎橋で展示会を行うことを明かした。 また、「なおこれら撮影会はまずはロコンドのお客様、社員、取引先様、株主様に向けて優先開催して行く所存です。それ故、私物の会社利用は諸々問題あるため会社にて資産購入(費用計上、減価償却なし)する事にしました。今後も道徳のある経済、経済のある道徳を目指し続けます」とつづった。 大谷は9月19日の敵地でのマーリンズ戦で3打席連発を含む6安打10打点2盗塁の大暴れでメジャー史上初の「50-50」だけでなく、一気に「51-51」までも達成した。51号は14-3で迎えた9回2死一、二塁の第6打席。大量リードを許したマーリンズ側が内野手・ブルハーンを“野手登板”させ事実上の白旗宣言をした中で、大谷は浮いたスライダーを捉えて右翼上段にホームランを打ち込んでいた。 大リーグ史上初の「50―50(50本塁打、50盗塁)」を達成した50号記念ボールは台湾の投資会社「UC Capital」が439万2000ドル(約6億7197万円)で落札。同一試合で放たれたものだが、大リーグ機構の認証シールが貼られた50号とは違い、このボールは認証シールが貼られていないこともあって落札価格は10分の1の価値となった。