フランス出身フォワードがトップ指名となった[写真]=Getty Images

　6月27日（現地時間26日）にバークレイズ・センターで開催された「NBAドラフト2024」初日で、アトランタ・ホークスから1巡目全体1位指名されたのがザカリー・リザシェイだった。 【動画】リザシェイがユーロカップで見せた好プレー集！ 　フランスのJLブールでプレーしていた19歳の男は、204センチ88キロのフォワード。「数週間前にワークアウトをしたんだ。彼ら（ホークス）と過ごした時間は本当に楽しかったし、あのチームの理念についても理解しようとしていた。話していくうちに、あの球団についてもっと理解できたような気がしたんだ」とドラフト指名後に語ったリザシェイは、トップ指名されたことに喜びを隠せなかった。 「ありがたいことさ。すごくワクワクしている。今はいろんな気持ちや感情が入り混じっている。（だから）なんて言えばいいか分からないけど、間違いなく特別な気分だね。僕はものすごく恵まれている」 　昨シーズン、JLブールでフレンチリーグとユーロカップであわせて平均11.1得点4.0リバウンドを残した男は、2024－25シーズンにNBAのルーキーとしてトレイ・ヤングやボグダン・ボグダノビッチ、ディアンドレ・ハンター、ジェイレン・ジョンソン、クリント・カペラといった選手たちとともにホークスでプレーしていくこととなる。 「これから起ころうとしていることが本当に楽しみなんだ。チームを助けるために、自分のベストを尽くしたいね。僕は多くの面で助けることができる気がしているし、素晴らしい選手たちと一緒にコートへ立つためなら、どんなことだってやる準備はできているよ」 　ルーキーシーズンに向けてそう語ったリザシェイ。昨年のドラフト全体1位指名でサンアントニオ・スパーズへ入団したフランス出身のビクター・ウェンバンヤマが新人王に輝いたこともあり、この男にも期待がかかることは間違いない。 　また、今年の全体2位でワシントン・ウィザーズから指名されたアレックス・サーもフランス出身選手ということもあり、トップ2指名として注目を浴びることになりそうだ。