巨人・山崎伊織、負ければ敗退の一戦でピンチの連続も3回まで無失点の力投
◇20日 「2024 JERA クライマックスシリーズ) セ」ファイナルステージ第5戦 巨人―DeNA(東京ドーム) 巨人の先発・山崎伊織投手がピンチを招きながらも3回まで無失点。負ければクライマックスシリーズ(CS)ファイナル敗退となる一戦で、2年連続10勝を挙げた右腕が力投した。 初回から牧とオースティンの安打で2死一、二塁とされたが、宮崎をカウント2―2からの内角低めのシュートで投ゴロに抑えた。3回は先頭の投手・浜口に真ん中に入った147キロ直球を捉えられて左前打に。続く梶原にも追い込んでからスライダーが浮いてしまい、右前打で無死一、二塁と攻め立てられた。 それでも、牧を外角スライダーで中飛に打ち取ると、初戦で本塁打を放っている佐野にはフルカウントから外角低めのフォークを引っかけさせての注文通りの遊ゴロ併殺打を打たせて無失点。窮地を切り抜けると、山崎伊は大きく息を吐き出して一塁ベンチへ戻り、仲間とハイタッチした。
中日スポーツ