「日本戦は特別。昨年4失点していれば尚更ね」スペインの得点者2人が雪辱に充実感「数か月前は彼女ら、今日は私たち」【パリ五輪】
藤野あおばのFKで先制も…1-2で逆転負け
現地時間7月25日に開催されたパリ五輪のグループステージ(GS)第1戦で、なでしこジャパンはスペインと対戦。1-2で逆転負けを喫した。 【PHOTO】なでしこJのスペイン戦出場15選手&監督の採点・寸評。押し込まれる展開を打開できず。厳しく評価 ラ・ロハとは昨夏のワールドカップのGSでも顔を合わせており、その際は日本が4-0で大勝した。再撃破を目ざしたなか、開始13分で藤野あおばが直接FKを叩き込み、先制するも、22分にアイタナ・ボンマティに被弾。早々に追いつかれると、しばらく同点が続いて迎えた74分にマリオナ・カルデンティに勝ち越し点を許し、黒星スタートとなった。 一方、スペイン側は雪辱を果たす結果となり、かなり手応えを感じているようだ。同国の全国紙『AS』によれば、決勝点をマークしたカルデンティは、「とても幸せ」と語った。 「想定していた通り、私たちは苦しんだけど、ワールドカップでは敗れていただけに、日本に勝てて良い気分だよ。リベンジを考えるのは時に危険と言える。もし果たせなければ、さらに悔しい思いをするからね。試合の入り方は少し不正確だったけど、勝てて嬉しい。数か月前は彼女ら、今日は私たちの方が良かった。結果がそれを物語っている」 同点弾を挙げたボンマティも喜びを口に。日本に特別な意識があったと明かした。 「得点できてハッピーだけど、何よりも勝利が嬉しい。日本戦はいつも特別で、昨年4失点を喫していれば、尚更そう。良いスタートは非常に重要だった。日本相手には特にね。私たちは他の試合よりも良い感触を得ていたし、それはピッチ上にも特別な相手への結果にも表れた。マリオナ? 彼女とは長い付き合いだし、一緒にプレーするのはとても楽しいよ」 日程はとにかくタイトで、中2日での戦いが続く。この後にブラジル、ナイジェリアと相まみえる日本は気持ちを切り替え、決勝トーナメントに勝ち進めるか。落ち込んでいる暇はない。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「日本の時代は終わった」と過去発言の中国ご意見番が大岩ジャパンの大勝で叩かれる!「国民を惑わした」「ばかばかしい。彼は無知で傲慢だ」
- 「神様最悪すぎるよ」“清水離脱”がトレンド入り。なでしこ不動の右SBの負傷交代に悲痛な声続々「痛すぎ」「考えるだけでしんどい」【パリ五輪】
- 「大人が子供を殴っているかのようだった」なでしこJのスペイン戦“完敗”に中国衝撃!「日本がボールに触れることさえできないとは...」【パリ五輪】
- 「日本に完璧なリベンジだ」なでしこ撃破で雪辱!スペインのメディアは意気揚々「藤野のゴールは役に立たず」【パリ五輪】
- 「もやっとする」なでしこ長谷川唯、日本代表戦士との“熱愛疑惑”への返答に代表OBも興味津々! 盟友・岩渕真奈は2人の仲を聞かれ...