トロサールがUEFA Aライセンスを取得…受講時の苦労を吐露「メニューを設計するのは本当に大変な作業」
アーセナルに所属するベルギー代表FWレアンドロ・トロサールが、指導者資格であるUEFA Aライセンスを取得したことを明かし、その際の苦労について語った。イギリスメディア『Mirror』が伝えている。 2023年1月にブライトンからアーセナルに加入したトロサールは、ここまで公式戦77試合に出場し、20ゴール13アシストを記録している。そんなトロサールは、すでに引退後の人生を見据え、UEFAコーチライセンスのコースを受講したようだ。「Aライセンスを取得した」と語るトロサールは、受講時の様子を次のように振り返っている。 「ピッチ上でのトレーニングセッションは楽しかったけど、理論的な部分は少し大変だった。そして実際にトレーニングメニューを設計するのは本当に大変な作業だった。プレーする時はただやるだけなのでそう思わないが、実際にメニューをデザインする必要性があると、選手に何が必要なのかがわかるんだ」 「またコーチ陣はトレーニング中に審判をする必要がある。ボールがアウトオブプレーになると、選手たちは不満を漏らすが、実際にやってみると必ずしも簡単な判定ではないことがわかる」 またトロサールは引退後、すぐに指導者になるとは決めていないようだが、自身の考えるサッカー哲学については思考を巡らせているという。 「良い攻撃的なサッカーをすることなんだ。これまで一緒に仕事をしてきた監督から多くのことを学んだし、彼らからいいアイデアを得られたと思うが、自分がそれ(監督)をやるかはわからない。もちろん監督になるのは大変なことで、とても多くの仕事をこなすことになる。彼らはトレーニング場で多くの時間を費やすし、実際それはクレイジーだと思う」 「でも年を重ねるにつれて、分析については楽しめるようになった。以前はまったく興味はなかったが、その面では成長したと思う。試合のスタッツやプレーについてはもっと知りたいし、スケジュールが厳しいので回復に役立つ統計があれば効果的だと思う。ベルギーにいた時は、試合に出て、トレーニングをして、そして家に帰るだけだったんだ」
SPOTV NEWS