【巨人】“超クイック”でも球速落ちず 西舘勇陽をOBらが大絶賛「普通はアウトを取れる」
日本テレビ『Going! Sports&News』は10日、プロ野球の巨人にドラフト1位指名で入団した西舘勇陽投手の初めてとなるキャンプトレーニングの様子を放送しました。 【画像】紅白戦先発はドラ1西舘勇陽&2年目松井颯 日曜11日スタート 西舘投手は、投球フォームに特徴がある投手。投球動作が小さい『クイック投法』が一つの武器。
今季から就任した内海哲也投手コーチは、西舘投手のピッチングをこう評価します。 「ブルペンで投げている球は一級品。さすがドラ1という感じの球を投げている」と大絶賛。「クイックで投げると、普通は球速が落ちる。西舘の場合はそれがない。常にクイックで投げて、出力の高いボールを投げる」と続けます。 なぜ、このような投球ができるのか内海投手コーチに聞くと「わかんないですね」と笑いながら答えました。 ブルペンで西舘投手の投球を見てみると、投げるために動き出してからキャッチャーミットにボールが収まるまでの時間を計測すると、「1.1秒」を記録。 巨人で過去にバッテリーコーチとして指導していた、野球解説者の村田真一さん(元捕手)はこの“超クイック”にある利点があるといいます。 「1.1秒前後だと、盗塁で走られても普通はアウトを取れる。捕手がミスをしなかったら」と評価しました。 西舘投手は「ケガなく1年間投げきれるように、これからも体の面でも気を使ってやっていきたい」と開幕1軍を目指します。