この秋、最高なベトナム旅をお約束するリゾートはココ!【後編】
そして、ローカルフードをとことん楽しみたい御仁には、オールデイダイニングの「シトロン」がオススメ。南部ホーチミンの“バインセオ”(ベトナム風お好み焼き)から北部ハノイのフォーまで、南北に細長いベトナム各地の郷土料理を堪能することができます。かく言う麺好きの私は、取材期間中、朝食&昼食は、米粉麺をいろいろと食べ比べ、ついでにベトナムコーヒーも飲み比べしていた次第です。
「シトロン」では午後の時間帯にベトナムコーヒーの講座を開いており、その特徴を深く知ることもできます。ベトナムコーヒーは苦味の強いロブスタ種の豆から抽出するので、甘さたっぷりのコンデンスミルクと合わせてバランスが取れるんですね。ノーマルなタイプにピンクソルトを軽く入れると甘じょっぱくて美味しさが増します。さらに、卵の黄身ベースで作ると味わいがマイルドに変化し、新しい発見も楽しい!
◆ 最高のリトリート体験ができる理由【5】 ヨガ、ピラティス、太極拳、そしてボクシングなどのさまざまなレッスンを受けられる
ゲストが受けられるレッスンは食関連にとどまりません。新陳代謝や筋持久力アップを緩やかに促し、自律神経のバランスを整えるヨガやピラティス、さらに太極拳のレッスンも受講できます。
今回実際に、早朝ヨガとピラティスのレッスン、太極拳のレッスンを受けてみましたが、それぞれの専任ティーチャーが受講者のレベルに合わせて教えてくれるので安心です。特に太極拳はまったく初めてだったものの、基本となる深い呼吸や流れるような手足の動きを真似ているうちに、カラダの奥からジンワリとエネルギーが湧いてくるような感覚を味わいましたよ。 また、もっとハードにカラダを動かしたい方にはボクシング・レッスンの選択肢も。テクノジムのマシンを一式揃えたジムで全身の筋肉をほぐした後に受講すると、効率よく動きを習得できそうです。
ひと汗流した後は、サウンドセラピーを取り入れたスパ・トリートメントで筋肉の疲労を取り除いてあげれば、その日の夜は深い眠りに落ちること必至。 ベトナムは9月から雨季に入るものの、コチラではしっぽりとお籠りステイができますから、森に降り注ぐ雨の景色や音はかえってロマンティックです。円安が続きますが、東南アジアのなかでもベトナムドンは比較的安い点も旅先としてオススメな理由。ぜひ次のリフレッシュ休暇にひとりで、あるいは大切なヒトと一緒に「インターコンチネンタル・ダナン・サン・ペニンシュラ・リゾート」を訪れてみてはいかがでしょうか?
文/吉田奈緒子(Web LEON)