【佐世保競輪】窓場千加頼が待望の記念初制覇!~「九十九賞争奪戦」佐世保開設74周年記念
佐世保競輪場で、大阪・関西万博協賛 開設742周年記念G3「九十九賞争奪戦」決勝が開催最終日の22日、第12Rで争われた。後ろ攻めから前へと上がっていき一気に主導権を奪った窓場千加頼(33)=京都・100期=が、抜けだして快勝。2011年7月のデビュー以来、初めてのG3制覇を飾った。2着は荒井崇博、3着は深谷知広だった。窓場の次回出走予定は12月31日からのF1岸和田。 レースは深谷―渡辺雅也の静岡コンビが前受け。松浦悠士―荒井、佐々木悠葵―末木浩二、窓場―稲川翔―村田雅一が続く流れ。松浦が出た後、佐々木が先行し、深谷が8番手まで下がるなか、5番手から一気に抜け出した窓場が1着ゴールを決めた。 窓場千加頼「本当にいいメンバーのなか、しっかり優勝できてうれしいです。最終日に向けて右肩上がりの調整ができるようになって、きょうが一番よかったと思います。冷静に運べましたし、まくりにいくときは全力でまくりにいって、粘るときも誰か隣にいるんじゃないか、差されてるんじゃないかと思うぐらい、ゴールまで踏み切れたんではないかと思います。 今年自分でも飛躍できて一番自分が驚いているんですけども、大事なところで2着という悔しい結果だったんですけど、優勝できてよかったです。G3とれたんで、あとはG2、G1としっかり練習して挑みたいと思います」 また、第9Rで行われた「2024年後期レインボーカップA級ファイナル」は、松本秀之慎(22)=熊本・121期=がまくりで1着。2着の佐方良行(44)=熊本・97期=、3着の武藤篤弘(40)=埼玉・95期=とともに、23日付でS級2班に特別昇班する。
報知新聞社