【MLB】 ア・リーグ頂上決戦はガーディアンズに軍配 ジャッジに45号飛び出すもヤンキースは2位転落
【ガーディアンズ9-5ヤンキース(延長12回タイブレーク)】@ヤンキー・スタジアム
日本時間8月21日、今日から始まったア・リーグ最高勝率を争うヤンキースとガーディアンズの3連戦の初戦はガーディアンズが延長戦を制した。3対3のまま迎えた延長12回、ガーディアンズは8番レーン・トーマスのタイムリー二塁打などで6得点を挙げ、9対5で勝利。ガーディアンズの6番手ティム・ヘリンに5勝目、ヤンキースの8番手ティム・メイザに2敗目が付いた。今日の勝利でガーディアンズはア・リーグ最高勝率に踊り出、敗れたヤンキースはオリオールズと入れ替わって地区2位に転落している。 【動画】ガーディアンズ・トーマスの勝ち越し二塁打 初回、ヤンキースはフアン・ソトとアーロン・ジャッジの連続本塁打で2点を先制。今季5度目の二者連続本塁打でヤンキースが主導権を奪ったのも束の間、ガーディアンズは2~4回にブライアン・ロキオの6号ソロなどで1点ずつ積み重ねて3対2と逆転する。しかし、ヤンキースも4回にアンソニー・ボルピーのタイムリー二塁打で3対3の同点に追いつくと、試合は膠着状態に陥った。 一切得点が入らずに迎えた延長12回、ガーディアンズは8番レーン・トーマスの二塁打でついに1点を勝ち越した。さらに2番ホセ・ラミレスのタイムリー、代打から4番に入ったデイビッド・フライの右中間への三塁打、5番ジョンケンジー・ノエルの内野安打などで一挙に6得点。ヤンキースは裏にジャッジの2点タイムリー二塁打が飛び出したが、反撃はそこまで。9対5で両軍16投手を費やした総力戦は、ガーディアンズの勝利で幕を閉じた。 ヤンキースのジャッジは初回の45号ソロを含む、5打数2安打3打点の活躍。今季成績は打率.332、OPS1.172となっている。