ドジャース・大谷翔平、4度目球宴で初本塁打 MLB史上初の『オールスターゲームで勝利投手&本塁打』
◆ 4度目のオールスターゲームで初本塁打 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間16日、テキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われたオールスターゲームにナショナル・リーグの「2番・指名打者」として先発出場。第2打席で先制本塁打を放った。 初回、一死走者無しでの第1打席は2021年ナ・リーグのサイ・ヤング賞右腕、今季新加入のオリオールズで9勝を挙げているコービン・バーンズと対戦。フルカウントから外角高めの際どいカットボールを見送り、四球で出塁。二死からブライス・ハーパーの左翼線二塁打で三塁に進んだが、得点には繋がらなかった。 スコアレスの3回表、第2打席は無死一、二塁の好機でレッドソックスの右腕タナー・ホウクと対戦。カウント2-0からの3球目、低めのスプリットを完璧に振り抜き、打った瞬間確信の先制3ラン。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約122メートル)の一発を右翼スタンドに叩き込んだ。 3対3の同点で迎えた5回表、一死走者無しでの第3打席は、最速167キロの速球を誇るアスレチックスの守護神メイソン・ミラーと対戦。球速160キロ超えのフォーシームで追い込まれ、カウント1-2から内角低めへのスライダーで空振り三振を喫した。 7回表、第4打席を迎えたところで代打マルセル・オズナが送られて途中交代。3打席に立ち1安打、1本塁打、3打点、1四球、1三振という内容。自身4度目の出場で初となる本塁打を記録し、日本人選手としては2007年にイチロー氏がランニング本塁打を放って以来17年ぶり。オールスターゲームで勝利投手(2021年)と本塁打(2024年)を記録したMLB史上初の選手となった。 今季からドジャースに移籍した大谷は、前半戦94試合に出場し打率.316、29本塁打、69打点、23盗塁、OPS1.035という成績。本塁打、OPSの2部門でリーグトップに立っている。
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