【バングラデシュ】日鉄物産、地場鋼材加工会社と連携強化
日鉄物産は11日、バングラデシュでの合弁相手であるマクドナルド・スチール・ビルディング・プロダクツ(MSBPL)と土木・建設案件の協業に向けて新たに覚書を結んだと発表した。バングラデシュをはじめ海外での事業を拡大する戦略の一環。 両社は11月27日に東京で覚書の調印式を実施した。 1998年設立のMSBPLは、鋼構造物の設計、施工、鋼材・建築製品の加工・販売を手がける。日鉄物産は2011年、主に鋼材関連の販売を通じてMSBPLとの取引を開始。14年1月には、MSBPLと鋼板のせん断加工と販売を担う合弁会社ニッポン&マクドナルド・スチール・インダストリーズを設立した。現地の建設業界などに販売している。