船橋の男児はしか感染 ベトナムから帰国 市保健所、注意呼び掛け
船橋市は27日までに、ベトナムから帰国した市内在住の10歳未満の男児が麻疹(はしか)と診断されたと発表した。男児はベトナムで感染したとされ、入院中だが快方に向かっているという。 同市保健所によると、男児はベトナム滞在中の19日に発熱した。帰国後の22日に再度の発熱があり、23日には発疹が全身に拡大。同日、市内の医療機関に入院し、25日に麻疹の感染が判明した。 男児はベトジェットエアVJ822便で21日午前7時40分ごろに成田空港第2ターミナルに到着。入国審査場などを経て、同日午前9時ごろに自家用車で帰宅した。 同市保健所は同便や同ターミナルの利用者らに発疹や発熱などの症状が出た場合、必ず事前に連絡した上で医療機関を受診するよう呼びかけている。