私の友人は「競馬」で生計を立てているようです。正直信じられないのですが、やりようによっては「可能」なのでしょうか?
週末に競馬場へ行き、レースを楽しむ人は多いでしょう。しかし、中には競馬だけで生計を立てている人もいるようです。 本記事では、実際に競馬で生計を立てている人の特徴や競馬を仕事として生計を立てるためのポイントなどを紹介します。
実際に競馬で生計を立てている人はいる
競馬をしている人の中には、実際に競馬で生計を立てている人もいるようです。そこで、競馬で生活している人がどのようにレースの予想を立てているか、2つのパターンを紹介します。 ■レース結果を独自に予想するパターン 競馬で生計を立てている人の中には、競馬の予想サイトやブログで公開されている情報を参考とせず、自身の経験やデータを駆使して予想をする人もいます。競馬に関するWebサイトを運営している人は、独自に予想しているパターンが多いようです。 またWebサイト内で買い目を有料公開し、収入を得ている人もいます。 ■予想サイトや情報サイトを利用するパターン 近年では、インターネットの普及によって多くの競馬予想サイトがネット上に掲載されており、誰でも気軽かつ無料で情報を確認できるようになりました。インターネット上に掲載されている複数の予想サイトを参考に、馬券を購入している人もいるようです。上手く活用すれば、独学で予想するよりも大きく稼げる可能性があります。 しかし、中には的中結果を偽造しているWebサイトもあるため、見極めが大切です。
競馬で生計を立てるためのポイント
競馬で生計を立てるためのポイントを紹介します。競馬で得た収入だけで、生活するのは簡単なことではありません。ギャンブル性の高い娯楽であるため、まったく当てられないときもあるでしょう。そのため、マイナス収支になってしまうリスクも念頭に入れて、生計を立てるためのポイントを確認してみてください。 ■趣味ではなく仕事として取り組む 競馬で生計を立てるということは、競馬を仕事とすることです。つまり、継続的に利益を上げる必要があります。一般的な企業に勤めるサラリーマンならば毎月給料をもらえますが、競馬で生計を立てる場合には予想を的中させなければなりません。 毎回予想が的中するわけではないため、なかなか当たらない日には焦りを感じることもあるでしょう。また予想の時間を確保できずになんとなく馬券を買ってしまう日が増えてしまうと、継続して収入を得るのは難しいといえます。 そのため、遊びで競馬をしているという気持ちを捨てて、仕事で予想する意識を持つことが大切です。 ■馬券購入のルールを決める 競馬で生計を立てるなら、自分の中である程度の購入ルールを決めておくことをおすすめします。ルールを決めておかないと、毎回馬券の購入方法がブレてしまい、収入が安定しません。例えば、券種を絞る、1番人気が圧倒的な人気の場合はレースを見送る、決め手がないレースは見送るなど自分の中である程度のルールを決めておきましょう。 また当日の馬場状態の変化や馬の調子などを見てから決められるように、複数のルールを設定しておくことをおすすめします。 ■回収率を計算する 趣味として競馬をするのであれば、馬券を購入したときの当たった・外れたを楽しめます。しかし、競馬で生計を立てるのであれば、予想を的中させて利益を上げる必要があるため、回収率を意識する必要があります。 的中率が高くても、倍率が低ければなかなか回収率は上がりません。そのため、当たった・外れたよりも、回収率をチェックすることが大切です。 毎回競馬のトータル収支や回収率を記録しておき、回収率を上げられるように試行錯誤を繰り返しましょう。
競馬で生活することは可能だが難しい
競馬の払戻金だけで生計を立てている人は、実際にいるようです。しかし、決して簡単な道ではありません。 毎日の労働から解放され、競馬を楽しみながら生活したいと考える人もいるでしょう。しかし、競馬で生計を立てるのであれば、競馬が仕事のようなものになります。甘い考えではじめてしまうと、安定した収入を得られず生活が苦しくなってしまうリスクもありますので、競馬で生計を立てるのであれば、計画性と覚悟が必要です。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部