最悪の無駄遣い…。レアル・マドリード歴代“不良債権”ワーストイレブン【SB】即戦力かと思いきや…。インパクトに欠けた南米人
レアル・マドリードはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でレアル・マドリードが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式でポジション別に紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
SB:ガブリエル・エインセ(元アルゼンチン代表) 生年月日:1978年4月19日 在籍期間:2007年夏~09年夏 移籍金:1200万ユーロ(約16.8億円) クラブ通算成績:60試合3得点3アシスト ガブリエル・エインセはレアル・マドリードでかつての輝きを見せられなかった。1200万ユーロ(約16.8億円)で獲得したが、2009年に手放したときは150万ユーロ(約2.1億円)だった。 マンチェスター・ユナイテッドで活躍していたエインセは、29歳で移籍した。このときレアル・マドリードはロベルト・カルロスが去ったところ。2007年1月にマルセロが加わっていたが、計算できる選手としてエインセが迎えられた形だ。 ただ、2005年にひざの負傷で長期離脱を経験していたエインセは、以降ケガがちで、レアル・マドリードでもなかなか万全な状態にはならなかった。 29歳での加入ということである程度の下落は織り込み済みだとしても、前任者がロベルト・カルロスということもあってインパクトに欠けたのは確かだろう。
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