子どもが大きくなり「フィット」では手狭になってきました。「ステップワゴン」に乗り換えたいのですが、“維持費”はどれほど差が出ますか? 今は30万円ほどです
家族が増えたり、子どもが成長したりすると、車の広さが気になってくる人もいるでしょう。現在フィットなどのコンパクトカーに乗っているならば、子どもの成長に合わせてステップワゴンなどの大きな車に乗り換えを検討している人も多いのではないでしょうか。 しかし、広さや快適さが向上する一方で、維持費がどれくらい違ってくるのか気になる人もいるでしょう。本記事では、ガソリン車のフィット(BASIC)とステップワゴン(SPADA)を比較し、税金や保険料、ガソリン代、メンテナンス費用など維持費の差を見ていきます。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
フィットとステップワゴンの税金の違いは?
税金面では年間で4100円差がつきます。 自動車にかかる税金には主に自動車税と自動車重量税がありますが、自動車税はそれぞれ年間3万500円で違いがありません。どちらも排気量が1リットル超1.5リットル以下に収まっているからです。 差がつくのは自動車重量税で、新車登録から12年目までは車両重量0.5トンごとに4100円の税額がかかります。フィットは1080キログラムであるため年間1万2300円に対して、ステップワゴンは1740キログラムであるため年間1万6400円と4100円の差がつきます。
自賠責保険・任意保険料
自動車にかける保険には、強制保険とも呼ばれる自賠責保険と任意保険がありますが、自賠責保険の保険料はどちらの場合も同じです。2年間で1万7650円、年間8825円かかります。 任意保険は、保険会社、年齢、等級、補償内容などで大きく変わってくるため、一概にいくら違うとは言えません。目安として一例を挙げると「37歳、15等級、ブルー免許、日常・レジャー用途、車両保険つき」の保険料を損保ジャパンの簡易見積もりを使って比較します。 フィットは年間7万7316円、ステップワゴンは年間8万1360円となり、差額は約4000円です。ステップワゴンのほうが本体価格は高いため、保険料も割高となるのです。
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