注意!警察官が「カードを送れ」ということはない 北海道の女性1700万円だまし取られる
北海道・帯広警察署は2024年12月16日、帯広市内で預貯金詐欺事件が発生したと発表しました。 被害にあったのは帯広市に住む80代女性です。 2024年10月中旬、「警察官を名乗る男ら」から女性宅に「あなた名義の口座が詐欺に使われている」「あなたに詐欺の疑いがかかっている」「疑いを晴らすためにキャッシュカードを調べる必要がある」などと電話がありました。 この話を信じた女性は11月下旬、指定された神奈川県内の住所地にキャッシュカード2枚を送り、だまし取られました。 その後、「銀行員を名乗る別の男」に、電話で暗証番号を教えてしまい、だまし取られたキャッシュカードの口座に預けていた現金合計約1710万円を引き出されました。 12月に入って、「警察官を名乗る男」や「銀行員を名乗る男」と連絡が取れなくなったことから不審に思い、12月16日警察に被害を相談し、事件が発覚しました。 警察は「警察官がキャッシュカードを送らせることはないので、詐欺を疑い警察に相談してください」と注意を呼び掛けています。