【長崎】21日未明から大雨おそれ…土砂災害など警戒 長崎市御船蔵町で崖崩れも
NCC長崎文化放送
長崎県内は21日未明から明け方にかけて非常に激しい雨や激しい雨が予想されています。今夜遅くには大雨警報が発表される見込みで、土砂災害などへの警戒が必要です。 【写真】21日未明から大雨おそれ…土砂災害など警戒 長崎市御船蔵町で崖崩れも
長崎市の御船蔵町では19日午後8時すぎ、崖崩れが起きました。直径約30センチの石を含む土砂が高さ5メートルの崖から崩落し、崖下の住宅のトタン屋根を壊しました。けがをした人はいません。この現場では5月、高さ6メートル、幅2メートルにわたって崖が崩れ、消防や土地の所有者がブルーシートを張り、土のうを積むなどの補強をしていました。 県によりますと御船蔵町には現在13の土砂災害警戒区域があり、今回、崖崩れが起きた法面の一部は、その区域内だったということです。20日の県内は、梅雨前線や低気圧の影響で朝から雨が降っています。長崎地方気象台によりますと20日から21日にかけて予想される1時間雨量は、多い所で南部と北部、五島で70ミリ。21日午後6時までの24時間雨量は南部と五島で200ミリ、北部で180ミリの予想です。 現在、県の南部と北部、五島に出されている大雨注意報は、20日夜遅くに大雨警報に切り替わる可能性が高く、明け方にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が振り、大雨となるおそれがあります。気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や突風に注意するよう呼び掛けています。
NCC長崎文化放送