年金暮らしの82歳の父が「高齢者専用賃貸住宅」に住みたいそうですが、収入基準などありますか?支払い能力があるか不安です…
高齢者専用賃貸住宅から切り替えが進んでいるサービス付き高齢者住宅とは
サービス付き高齢者住宅とは、高齢者専用賃貸住宅と同類のバリアフリー対応の賃貸住宅です。名称にある通り、介護士による安否確認や生活サポートといったサービスが備わっており、入居者の介護レベルに応じて「一般型」と「介護型」の2つに分類されます。 一般型は高齢者専用賃貸住宅とほとんど同じ形態で、比較的家賃は低めです。オプションで外部の介護サポートを利用できるため、生活サポートや介護の必要性が低い方向けの施設といえます。 一方で介護型は、常駐の介護スタッフが配置されているタイプの賃貸住宅です。スタッフが生活をサポートしてくれるため、基本的に要介護者向きの住宅といえます。一般型よりも介護サービスが充実する分、毎月の費用は高めです。 サービス付き高齢者住宅の入居条件は高齢者専用賃貸住宅とほとんど同じですが、こちらには家賃補助がありません。その代わり全国的に数が多いため、入居できる確率は高いといえます。
安く済むのは高齢者専用賃貸住宅かサービス付き高齢者住宅の一般型
支払い能力を気にして住宅を選ぶなら、家賃補助が受けられる高齢者専用賃貸住宅か、賃料が低いサービス付き高齢者住宅の一般型をおすすめします。しかし介護レベルが高い場合は、安全のためにも生活サポートの充実した有料老人ホームや介護型のサービス付き高齢者住宅を選んだほうがいいでしょう。 高齢者の物件選びは支払い能力も大切ですが、万が一に対する備えにも注意しなければなりません。 出典 江戸川区 高齢者向け民間賃貸住宅の入居者募集 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部