【フィギュア】重鎮タラソワ氏がミラノ五輪の〝枠〟に不満大「本来は3人であるべきだった」
ロシアフィギュアスケート界の重鎮とし知られるタチアナ・タラソワ氏の〝不満〟が新年早々から大爆発だ。 国際スケート連盟(ISU)は2022年にロシアがウクライナ侵攻を開始後、ロシアとベラルーシの選手を国際大会から除外した。しかし、24年末に両国の選手が26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の予選に参加することを認めると発表。フィギュアスケートはロシアとベラルーシの連盟が2月に各種目の五輪予選参加者を1人指名(カップル競技は1組)し、9月に中国で実施される予選大会で五輪出場資格を得た場合、中立選手として五輪に出場できる。 強豪として知られるロシアにとっては朗報だが、タラソワ氏は憤慨。同国メディア「sports.ru」によると「各分野に1人(1組)の枠が与えられたが、本来は3人であるべきだった」と切り出した上で「私たちの割り当てが増えるとは期待していない。なぜなら、彼ら(ISU)は私たちを無駄に罰することに慣れている。彼らは決して公平に物事を行わない」などと語ったという。 22年北京五輪の女子はロシア勢が金、銀メダルを獲得。早くもメダルラッシュの可能性が途絶えただけに、怒りが高まっているようだ。
東スポWEB