北陸放送

24日のプロ野球ドラフト会議で、金沢高校の齋藤大翔（さいとう・ひろと）選手が埼玉西武から1位指名を受け、早速25日、西口新監督自ら齋藤選手のもとへ指名のあいさつに訪れました。 【写真を見る】西武1位指名 齋藤大翔選手に西口監督がさっそくあいさつに 遠投120メートルの強肩とスピード感が持ち味の守備で、高校1年の春からショートのレギュラーをつかんだ齋藤選手は、西武で不動のショート源田壮亮選手を目標に、「将来は日本を代表する遊撃手になりたい」と抱負を語りました。 ■西武・西口監督がさっそく訪問 緊張と笑顔の初対面 齋藤選手のもとにはきょう早速、西武の西口文也（にしぐち・ふみや）監督らが訪れ、期待の高さを伺わせました。 埼玉西武・西口文也監督「自分としてもぜひとも来てもらいたい選手だったので、獲得できたときは素直にうれしかった」 金沢高校・齋藤大翔選手「球界で際立った存在になりたいと思っているので、目標は日本一の遊撃手になることです」 ■オリックス2位の寺西成騎投手 「山本由伸さんのような絶対的なエースに」 また、能美市出身で星稜高校OBの日本体育大学・寺西成騎（てらにし・なるき）投手は、オリックスから2位指名を受けました。 日体大・寺西成騎投手「山本由伸さんのような絶対的なエースとなってチームを日本一に導けるようなピッチャーになりたい」 星稜高校時代の1年先輩、ヤクルトの奥川恭伸投手とともに甲子園のマウンドも経験し、日体大では大学日本代表メンバーにも名を連ねました。 ■被災地にも希望 能登の選手は阪神・ソフトバンクに育成指名 輪島高校OBで独立リーグ石川ミリオンスターズの川崎俊哲（かわさき・としあき）選手は、阪神から育成4位で指名を受けました。 石川ミリオンスターズ・川崎俊哲選手「支配下取って、1軍で活躍できるような選手になりたい。輪島を能登を盛り上げていけるように頑張るのでよろしくお願いします」 また、門前高校のエースとして、夏の全国高校野球選手権石川大会でチームをベスト8に導いた塩士暖（しおじ・だん）投手は、ソフトバンクから育成13位で指名されました。

今回のドラフト会議では能登出身の選手も輩出する結果になり、被災地に明るい話題がもたらされました。