【鮎ドハマり女子】街並みに河原に鮎に、鹿沼黒川には〝美しい〟が溢れていた
日光市南部を源とする鹿沼市黒川は、鮎のみならずヤマメやイワナも生息する清流だ。都心からのアクセスも抜群な鹿沼市内には歴史ある建造物も多く、美しい街並みの中に鮎釣りポイントが至るところに存在する。昨シーズンは、解禁初期から入れ掛かりが続いた〝絶好調河川〟として鮎釣り師の中では話題となっていたほどで、個人的には今回が初釣行!1泊2日の予定で2日目は釣り大会にも参戦してきた! 【写真】大会にも参加し、嬉しい準優勝!
街中ど真ん中を流れる鮎釣りポイント!整備された河川環境は釣り師に優しい場所だった!
初釣行の河川は、目にする景色も新鮮でワクワクするものである。今回は友人4人での初釣行。ポイントへ到着し、まず驚いたのは素晴らしく整備された河川環境であること。河原は美しく、駐車ポイントも広く、トイレも完備されていた。そして川を覗けば鮎の跳ねる姿や、苔を喰む煌めきも見ることができた。 初日は明日の大会に向け大会エリアを4人で手分けして下見をすることに。エリアは上限御成橋から下限新鹿沼橋までとなる。まずは最上流となる御成橋へと向かうことにした。そんな時、地元の方が丁寧にポイントへの行き方を教えてくださった。準備をしている最中も通りかかる地元の方々から「沢山釣ってね~」「どこから来たの~?」と沢山のお声掛けを頂き、竿を出す前からここ黒川のファンになってしまう心温まるスタートなった。
御成橋~新鹿沼橋を釣り歩く!飛びつく七色ダム湖産と良型F1!
まずは上流御成橋!黒川はあちらこちらに入川口があり容易にエントリーできる。ポイントもトロ場、平瀬、チャラ瀬、瀬とバラエティーに富んでどこも水深は浅く女性や年配の方にも優しい渓相となっている。御成橋付近は浅瀬や、石の点在する細かいポイントが点在しどこも良いポイントに見えてしまう。 早速4人で分かれそれぞれのポイントへ!私は見落としがちであろう中洲の右岸にある細い筋に。仕掛けを張りながら川を見ていると鮎の煌めきも見える。小さな浅瀬のポイントなので腰を下ろし静かに釣りを始めた。オトリはすこぶる元気!石の間を縫い良く泳いでくれる。コツリ!と反応はあるものの針掛かりしない!しばらく粘るもどうにも掛からないので上流へ移動。 浅瀬の平場に上飛ばしでオトリを送り込むとカッツーン!と強烈にハリをひったくられた!スネ程の水深にも関わらず18cm程の〝まっきっきー鮎〟の登場だ。黒川では2種類の鮎が放流されており、「F1」と言う海産アユと、七色ダムの湖産。F1の鮎は、放流時にアブラ鰭がカットされているので一目瞭然である。私の黒川の初鮎は、七色ダムの湖産であった。一見、良さそうな流れのある場所よりも、変化の少ない平場の掘れ込みが反応が良い様であった。私の上流に入った相方も変化の少ない右岸のヘチで反応が良かったと。 しかし、中々連発する事なくパターンを掴めぬまま、皆で少しずつ下流へと移動を開始した。