「台風10号」大分県内に最接近 線状降水帯が発生するおそれ 土砂災害に厳重な警戒
台風10号は、大分県内に最も接近していて、日中にかけて線状降水帯が発生する可能性があります。暴風域はなくなりましたが、土砂災害に厳重な警戒が必要です。 【写真を見る】「台風10号」大分県内に最接近 線状降水帯が発生するおそれ 土砂災害に厳重な警戒 台風10号は午前6時、由布市付近にあってゆっくりとした速さで北東に進んでいると推定されます。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートルとなっています。 台風は風速25メートル以上の暴風域はなくなったものの、大分県内に最接近しています。 河川の氾濫などにより、国東市と豊後高田市、宇佐市・由布市湯布院町では3万9420世帯、7万5494人に警戒レベル5の緊急安全確保が発令されています。命を守る最善の行動をとってください。 72時間の雨量は、佐伯市で612ミリ(午前2時10分まで)、国東市で407ミリ(午前5時10分まで)といずれも観測史上最大となる記録的な大雨となっています。 台風10号は午前中に大分県内から遠ざかり始め、1日午後に風速15メートル以上の強風域から外れる見通しです。 引き続き、日中にかけて線状降水帯が発生する可能性があり、土砂災害に厳重な警戒、低い土地の浸水や河川の氾濫に警戒が必要です。
大分放送